サイバーリスクに対するリスクマネジメント
サイバーリスクに対する企業としてのリスク管理体制の構築は急務です。
まさかの時への備え、ありますか?
近年、日本企業が海外から不正アクセスやサイバー攻撃を受けるケースが急速に増加し、サイバーセキュリティ対策が喫緊の課題となっています。
しかし、攻撃側の手法が次々と進化する等の事情により、事故防止対策だけでは十分でなく、セキュリティ事故が発生してしまった後のダメージ・コントロールのための態勢作りがすべての企業にとって重要になっています。
サイバーリスクへの態勢づくりの流れ
セキュリティ態勢強化のための投資額が多いほどリスクは低くなりますが、
不正アクセス等の攻撃を完全に排除することは不可能です。
この避けられないリスクを保険の活用により補償することが可能です。
企業の情報セキュリティ事故に対する補償ニーズ
情報セキュリティに関する事故にあったときに、損害保険で補償して欲しい費用については、「消失、破損したデータを復元する費用」「情報機器の修理費用」「ウイルスの除去費用」がいずれも約60%の回答となりました。企業にとって、これら情報システムにおける技術的対処には高額な費用負担が発生すると考えていることが伺えます。
【出典】IPA 企業におけるサイバーリスク管理の実態調査2015